產品說明
私は2016年2月に、鼻の奥に大きな腫瘍が見つかり、嗅神経芽細胞腫(きゅうしんけいがさいぼうしゅ)と診断されました。医師から「年は越せないだろう」と言われましたが、私は「人間には永遠の生命がある」と学んでいたので、死への恐怖は感じませんでした。ただ、「まだ、仕事が終わっていない」という思いが強く湧いてきたのです。
抗ガン剤、放射線治療、外科手術を行った数カ月の間、私は今までの自分を深く見つめていきました。
当時、私は睡眠時間を3時間程に削ってでも仕事や読書をしており、それを当然と思っていました。しかしそこには、自分の能力への過信や、「もっと認められたい」という欲があったことに気づいたのです。宗教者という立場でありながら、正直で謙虚な生き方をしていない自分を心の奥底で許せず、自己処罰の思いが病気をつくっていたと気づきました。